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| 繭糸先物取引の基礎知識 |
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繭糸
とは、蚕の繭からとった天然の繊維のことで、絹糸、生糸とも呼ばれます。
また養殖の家蚕絹と野生の野蚕絹にわけられ、1個の繭から800〜1200m取れると言われます。
主な日本の産地としては群馬、福島となっています。 |
| 繭糸先物情報 |
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変動要因
絹織物の産地の消費動向に左右されます。
養蚕は年3回行われますが、その養蚕期の気象によっては(降霜等)蚕の資料である桑の減産に繋がるため、産地の天候が注目されます。
供給動向
供給量は減少傾向にあります。
他の農産物と比べて採算性が悪い、絹製品の需要減などとあいまって、養蚕農家数そのものが減少しているようです。
需要動向
従来から衣料の原料として使用されてきました。需要に関しては大きな動きはあまり無いようです。
特性
用途としては、衣料品などの他にアジア地域においては楽器の弦の材料になることがあります。
日本においては琵琶、三味線、胡弓、琴などに使用され、絹製の弦は音色が最高とされているようです。 |
| 繭糸先物仮想取引 |
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条件
1.繭糸は市場価格で購入しています。
2.繭糸が1kgあたり4000円以上になると赤字になってしまいます。
3.年間に1000kg使用します。
ある工場では、年間に繭糸を1000kg消費します。
現在繭糸の価格は3500円ですが、4000円を超えると赤字となってしまいます。
価格は上昇傾向にあり、来年の価格が心配されます。
そこで、先物取引を利用して保険をかけることにしました。
まず先物市場で繭糸を1000kg購入します。現物市場なら350万円となりますが、
先物
市場では代金の一部を証拠金(担保)として支払うだけで取引成立となります。
a)価格が4000円に上昇していた場合
まず先物市場で購入した繭糸を売却します。価格が上昇しているので、差し引き50万円の利益となります。
次に、実際に使用するための繭糸を現物市場で購入し、400万円を支払います。
あわせて350万円の支払いとなり、事実上、単価を3500円に抑えられたことになります
b)価格が3000円に下落していた場合
同じように繭糸を売却します。価格が下落しているので、差し引きで50万円の損失となります。
次に、実際に使用するための繭糸を現物市場で購入し、300万円を支払います。
あわせて350万円の支払いとなり、事実上の単価が3500円になりました。
結果として、このようにどちらの場合も単価が同じになるわけです。
商品先物取引
とは、本来価格変動のリスクを回避するために用いられるもので、 このようにリスク回避を目的として先物取引をするのは高い利益を求めるためではなく、 利益を確定させ経営を安定させるためです。
別の利用法として、価格変動を利用して利益を得る投機取引と言うものもあり、 価格の上下を予想して商品の売り/買いをして利益を得ることが可能となっています。 |
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